携帯型のゲーミングPC、いわゆる「ハンドヘルドゲーミングPC」は、ここ数年で一気に選択肢が広がったジャンルです。Windowsをそのまま持ち運べる手軽さと、据え置き機に迫る処理性能を両立させたモデルが各社から登場し、ゲーミングPC市場の新しい柱に育ちつつあります。
成熟期に入ったハンドヘルド市場
登場初期は性能や電池持ちの課題が指摘されることも多かったハンドヘルドゲーミングPCですが、2026年に入り、処理性能・携帯性・操作性のバランスが取れた「実用段階」の製品が増えてきました。一台で自宅でも外出先でも本格的なPCゲームを楽しめる利便性が評価され、購入を検討するユーザーの裾野も広がっています。
折りたたみディスプレイという新しい挑戦
各メーカーの技術トレンドとして注目したいのが、折りたたみディスプレイの採用です。イベントではコンセプトモデルとして、折りたたみ画面を搭載したハンドヘルド機が披露されるなど、携帯性と画面の大きさを両立させる新しいアプローチが模索されています。すぐに主流になるとは限りませんが、今後のフォームファクターの方向性を示す動きとして注目されています。
デスクトップとの使い分けも視野に
据え置きのゲーミングPCと比べると、ハンドヘルド機は性能面でどうしても制約があります。そのため「メインのゲーミングPCは自宅に据え置き、外出先や寝室ではハンドヘルド機」といったように、用途に応じて使い分けるスタイルも定着しつつあります。今後パーツを選ぶ際は、デスクトップとハンドヘルドの二台体制も視野に入れてみると、ゲームライフの幅がさらに広がるかもしれません。